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記事作成の手順 効果的な記事の書き方10ステップ

記事作成の手順 効果的な記事の書き方10ステップ

2021.07.02
この記事の著者
毛塚智彦
毛塚智彦
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記事作成の手順

記事を書くときに筆が進まない、書いた記事でアクセスや売上が増えないなどの問題が発生したときに皆さんどうされていますか。いつもはスムーズに書けているのに、急に書けなくなってしまうことがたまにありませんか?サイトエンジンでは毎月500記事以上を作成してお客様に納品し続けています。その経験から、おすすめの記事を書くための手順を紹介します。

1.目的を決める

記事を読んでもらうことで読者にどうなってほしいのか、何かしてもらいたいことはあるのか、目的を決めましょう。

  • 購入してもらう
  • お問い合わせしてもらう
  • 資料請求してもらう
  • 製品の理解を深めてもらい、次のページを見てもらう
  • 製品や会社の存在を知ってもらう
  • 課題に気がついてもらう
  • 求人に応募してもらう

など、さまざまな目的があります。行動してもらうだけではなく、知ってもらう、理解を深めてもらうのが目的のページもあります。

なんのために書く記事なのか、目的を決めましょう。

2.想定読者を選ぶ

目的を達成するためにどのような人に読んでもらうのがよいか、想定読者を決めます。

  • デモグラフィック属性(年齢・性別・家族構成・職業・年収・居住地域など)
  • 抱えている課題や悩み
  • いつどこで読まれるか
  • ほかに見ているWebサイトや媒体

3.想定読者が興味を持ちそうなことを調べる

想定読者はどのような情報に興味を持っていそうかを網羅的に調べます。以下のようなことを調べます。

  • 類似のWebサイトに掲載されている情報
  • 想定読者が検索していそうなキーワード
  • YouTubeやAmazonなど専門サイトの中で使われているキーワードと、一覧になっている商品
  • その分野で人気があるインフルエンサーの投稿
  • 店頭など現場に行ってユーザーの行動観察をする
  • ユーザーにインタビューをする
  • ユーザーにアンケートをとる
  • 営業やカスタマーサポートなど普段から顧客に接している社内メンバーに話を聞く
  • 購入履歴や行動履歴などのデータを収集して分析する

2と3を実施するにあたって、ペルソナやカスタマージャーニーマップを作ることもあります。

4.どんな流入経路で見てもらうか決める

流入してくる直前に見ている媒体によって、どんな心理状態で入ってくるかが異なります。ユーザーの状態にあわせて記事を書く必要があるため、主にどの流入経路で見てもらう予定なのかを想定しておきます。

  • 検索エンジン(SEO)
  • 検索広告
  • SNS
  • SNS広告
  • ディスプレイ広告
  • メルマガ

たとえばSEOで集客しようとすれば、検索意図にあわせた詳細な説明が含まれている記事が望ましいです。一方で、SNSで受動的に情報を取得している人は、特に目的意識を持っていないまま面白そうだから、興味をひかれたからといった理由で見に来ます。SNSで流入した人にテキストが中心の長文を読んでもらうのは、SEOで流入する人と比べると難しいでしょう。

5.記事を企画してタイトルを決める

ユーザーの興味関心に沿って記事を企画して、タイトルを決めます。クリックされやすくなるタイトルをつけるのはとても大切です。記事の企画には以下を含めます。

  • どんな状態のユーザーに向けたコンテンツか
  • 概要
  • 読むことでユーザーが得るメリットは何か
  • 読み終わったあとにどのような行動をしてもらいたいか

6.記事の流れ(ストーリー)を考える

次に記事の構成を考えます。h2,h3などの見出しの中身も仮で決めます。

見出しを読むだけで記事の全体像から結論まですべてわかるようにするのがポイントです。

7.情報収集する

どのような情報を記事に含めることができるか情報収集します。誰かにインタビューする、自分で体験してみるなど、一次情報に当たるのが大切です。

情報収集してそれぞれの見出しにどのようなデータや事実を含めるかを整理していきます。集まった情報によっては見出しを変更することもあります。

8.執筆する

わかりやすく簡単な表現で書きます。専門用語は避けましょう。

また、興味を持ってもらえなければすぐに離脱されてしまうことを意識して、冒頭でユーザーの目的に合致したページであることをアピールするような内容を書きます。

文章を書くときによく起承転結が流れとして採用されますが、Webサイトに掲載する記事には採用しないほうがよいです。なぜかというと、ユーザーは期待している情報がありそうかをすぐに判断して、ないと思えば離脱して読んでもらえないからです。最後にとっておきの結論が書かれていたとしても、上部で離脱されてしまえば読まれることはありません。なので最初からどんな情報が含まれているかをわかるようにしなくてはいけません。

9.画像や動画を入れる

テキストだけの記事は読みにくいです。途中に写真、イラスト、図表などを含めて読みやすくしましょう。テキスト+画像では説明が難しくて理解してもらいにくい情報の場合は、動画を用意して記事に含めるのも効果的です。

10.推敲、校正・校閲をする

最後に文章をより良くすることができないか見直します。誤字脱字や文章がおかしなところを修正するのはもちろん、不足している情報や説明不足な箇所がないかをチェックしてください。

書いた内容が本当かどうかを複数の情報源でチェックします。特に二次情報を参考にして執筆した箇所は念入りに事実確認しましょう。

推敲、校正・校閲はできるだけほかの人に協力してもらうことをおすすめします。1人では気がつくことができない改善点を見つけてもらえます。もし自分1人でやらなくてはいけないときには、書き終えてから一度時間をあけてもう一度読み直す、紙に印刷してチェックしてみるなど、確認の方法を工夫してみてください。

著者プロフィール
毛塚智彦
毛塚智彦

2006年からデジタルマーケティングを開始し、2008年にサイトエンジンを創業しました。 SEO、コンテンツマーケティングが得意です。Twitter

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