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【話題のGRCも紹介】検索順位チェックツールとは?   種類や活用方法を解説

【話題のGRCも紹介】検索順位チェックツールとは?   種類や活用方法を解説

2021.05.11
この記事の著者
岩渕史郎
岩渕史郎
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webサイトにとって検索順位は、SEOのための重要な指標です。webサイトの運営担当者やweb記事を執筆するライターは、検索順位をチェックしながらコンテンツの企画や記事の作成、リライトに取り組みます。その際に使用されるツールが検索順位チェックツールです。今回は近年話題になっているGRC(ジーアールシー)をはじめ、いくつかの検索順位チェックツールをご紹介します。

そもそも検索順位チェックツールとは、自社のwebサイトが特定のキーワードで検索した際、何番目に表示されているかを調査できるツールです。特定の期間で検索順位がどのように推移したかを確認したり、リライトをして前後1か月の変化を比較したりなど、現在の検索順位から更に上位表示させるために活用されます。

検索順位チェックツールの種類

検索順位チェックツールはwebサイトの運用方法によって選ぶポイントが変わります。利用形式には、webサイト上でURLを入力するもの(以降webサイト型)、インストールするもの(以降インストール型)、クラウドを導入するもの(以降クラウド型)、この3種類に分けられます。それぞれの利用形式とおすすめのツールをそれぞれ紹介します。

※各ツールのサービス内容など2021年5月11日時点での情報です。最新情報は各ツールのホームページでご確認ください。

webサイト型

これらのものは無料のものが多く、比較的簡単に利用できる点が特徴です。利用方法は検索順位を知りたいページのURL・キーワードを入力して結果を確認します。定期的にご自身で順位を確認する方、ツールの導入に費用をかけずに計測したい方におすすめです。しかしツールによってはSSL化されていないものもあるため、利用する際は注意が必要です。

検索順位チェッカー|webサイト型

Webサイト型でおすすめのツールは「検索順位チェッカー」です。このツ―ルはURL、キーワード(5つまで)を入力すると、URLの検索順位をキーワードごとにチェックできます。Google、Yahoo!、Bingとそれぞれの検索エンジンの結果だけではなく、スマホ版での検索順位も確認できます。検索条件を保存することで都度URLやキーワードを入力する必要はありません。ツールをブックマークして定期的に検索順位をチェックする運用方法がおすすめです。

インストール型

インストール型はパソコン上にソフトをインストールして利用します。無料のものありますが、基本的に無料版から機能を拡張するために有料版にアップデートする形式が多いです。インストールしたソフトを起動して登録したURL・キーワードの検索順位を即座に確認できる特徴があります。インストール型で代表的なものが「GRC」です。

GRC|インストール型

GRC」もGoogle、Yahoo!、Bingの検索エンジンで結果を見ることができます。無料で登録できるURLは3つまでで、GRCを起動したタイミングで検索順位を確認できます。実際に利用する際はソフトを起動しなくても、結果を定期的にメールで受け取れるため、抜け漏れもなく運用できます。検索順位の推移をグラフで視覚的にもわかりやすく確認できる点も特徴です。

契約するプランにもよりますが、検索エンジンで広告を運用したり、web記事を制作してリライトしたりする際に活用できるツールなので、幅広いシーンでおすすめのソフトです。

クラウド型

クラウド型のメリットはpcの容量も必要とせず、インスト―ルのなく利用できる点です。基本的に有料のツールですが、検索順位を調べる以外にも多様な機能がある点も特徴です。高性能なものが多く、カスタマーサポートなども期待できます。

Gyro-n SEO|クラウド型

Gyro-n SEO」は総合的にSEOを管理してくれるプラットフォームサービスで、検索順位のチェックは機能の1つです。地域ごとに行われるローカルSEOにも対応しており、競合分析、、過去の検索結果のデータも保存してくれます。検索順位に関しては、結果を見られるだけでなく、対策するべきキーワードもツール内で把握できる優れものです。

3か月間無料期間があり、その後も月額500円で利用できるため、検索順位だけでなく自社のwebサイトで総合的にSEOのサービスを利用したいと考えている場合、おすすめです。

チェックした順位を活用する

計測した検索順位はその後活用することで意味を持ちます。webサイトが検索エンジンから良い評価を受けるために、活用されるシーンを一部紹介します。

アルゴリズム変更の影響を理解するため

日本で最も利用されている検索エンジンのGoogleでは、検索順位を決めるアルゴリズムを定期的に変更しています。特にコアアップデートの後はこれまでの検索順位から大きく変動するため、1度上位表示されたページでも改善する必要があります。

Google 検索セントラル ブログでも変更内容は発表されますが、キーワードごとの各ページの順位をチェックすることで、アルゴリズムの傾向を自分でも理解できるようになります。アルゴリズムを理解すると、コンテンツの作成、リライトで何に注意するべきかをはっきりさせることができます。

コンテンツ制作の方向性を決める

自社サイトの検索順位は、今後のコンテンツ制作の方向性を決める1つ材料です。自社サイトがどんなキーワードで上位表示されているかを把握し、コンテンツ制作の方向性を定め、自社サイトが強いジャンルを確立していきましょう。また、キーワードの月間検索ボリュームによって上位表示させる難易度が変わるため、検索順位にあわせてキーワードの月間検索ボリュームも調査することで、より効果的にコンテンツ制作の方向性を決められます。

まとめ

自社サイトの検索順位は重要なデータですが、効果的な施策を打つためにはSEOの知識が必要です。社内で十分なリソースがない場合は、まずは専門知識を持つ社員の採用や外注先を検討することをおすすめします。サイトエンジンではお客様が最終的に内製で進められるようなサポートも致します。SEOや、デジタルマーケティングに関する疑問などございましたら、お気軽にご相談ください。

著者プロフィール
岩渕史郎
岩渕史郎

宮城県出身東京在住24歳。 現在SNSの運用やセールスの領域でお仕事しています!

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