今回は、Webサイトにおける「よいコンテンツ」とはどのようなものかを解説します。動画を見ることができない方にも理解しやすいようにまとめていますのでご活用ください。また、これまでにPart1~3でご紹介したリライト方法や使うツールについてもまとめていますので、さかのぼってチェックすることをおすすめします。
Part1:「最小労力で最大のSEO効果を出すリライト方法」
Part2:「SEOですぐに成果を出すタイトルのリライト方法」
Part3:「Google推奨の記事内容のリライト方法」
今回のPart4では「良いコンテンツの定義」について解説します。
「よいコンテンツ」の定義
「よいコンテンツ」と一口に言っても、どのようなものを指すのかあいまいだと思いませんか。ここでは、よいコンテンツを「検索した人たちの情報ニーズを満たす分かりやすいコンテンツ」と定義づけています。要素として挙げられるのは、分かりやすさ、内容の網羅性です。具体的には、以下のようなものが考えられます。
では、なぜこれらの要素が含まれていれば、よいコンテンツだと言えるのでしょうか。これを知るには、まず検索エンジンがユーザーの満足度をどう計算しているかについて知る必要があります。
以下に、Googleが取得している情報の例を挙げます。
- 検索結果でサイトを選んで、検索結果に戻ってくるまでの時間
- 検索結果ページからサイトを選んで、検索結果ページに戻ってきた率
- 検索結果ページに戻ってきたあとに、キーワードを変更して検索しなおした率
- 検索結果をクリックせずに、キーワードを変更して検索しなおした率
- 社名、サービス名などブランド名でどれだけ検索されているか
- ブランド名でどうほかのサイトで言及されているか
たとえば検索結果をクリックした後、すぐにユーザーがサイトから検索結果に戻ってくると、そのページにはユーザーが求める情報がなかったと判断され、Googleからの評価は低くなります。Googleはページのコンテンツだけではなく、ユーザーの行動も合わせて評価しているため、コンテンツを充実させるとともに、ユーザーが長い時間滞在してくれるようなページにすることが必要です。
とにかくユーザーファーストを意識しましょう。
Part1~4の動画のまとめ
ここからは、Part1~4までの内容をまとめてご紹介します。
まずは、過去に掲載した記事の修正を検討してみてください。工数が少なく済むだけでなく、大きな変化を起こせる可能性があります。アクセスの多い記事に絞って対策し、少ない手間で大きな成果を出すことを目指します。
次に、タイトルとディスクリプションと本文は、読者を意識して書いてみましょう。ユーザーファーストを重視します。ただ知識を与えるのではなく、何を求めているのかを意識すると、適切な相手に適切な情報を届けることができます。
多くの人に満足してもらうために、状況に合わせてリライトを行うことも大切です。「サジェスト調査」「検索クエリ調査」「301リダイレクト」を使います。ユーザーが新たに求めているものを追加し、余計なものを削除・統合しましょう。スリムなサイトはSEO対策にもよい効果を与えます。
参照: 【301リダイレクト】.htaccessの書き方とファイルのアップロード方法
今回はやや抽象的な内容でしたが、流れをつかんでおくことはとても意味があります。特に一貫して重要なのがユーザーファーストです。リライトはコンテンツをユーザーが求めるものにより近づけるために行います。少しでも「これじゃない感」があれば、ユーザーもそれを感じる可能性があります。アンテナを張っていいタイミングでリライトしていきましょう。
Part3までにご紹介した内容も参考の上、サイトに掲載するコンテンツのクオリティを高めていってください。
Part1:【動画解説あり】 最小労力で最大のSEO効果を出すリライト方法
Part2:【動画解説あり】SEOですぐに成果を出すタイトルのリライト方法
Part3:【動画解説あり】Google推奨の記事内容のリライト方法