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コンテンツマーケティングの定番記事 どんな会社でも使えるアイデア

コンテンツマーケティングの定番記事 どんな会社でも使えるアイデア

2021.06.02
この記事の著者
毛塚智彦
毛塚智彦
記事一覧

コンテンツマーケティングで「ネタが尽きてきたので一緒に考えてほしい」という相談をたまにいただきます。

コンテンツ制作の記事ネタで定番のものを紹介します。どんな商品を扱う会社でも使えるので、ぜひ参考にしてください。

お客様の声、顧客導入事例

最強のコンテンツです。会社がどんなに商品のよいところを説明しても、信頼してもらえないかもしれません。一方で他の購入者が実名で写真つきで商品購入のメリットを語ってくれれば、それは説得力のあるものとなります。

アンケートをとったり、インタビューの時間をもらったりして、Webサイトに公開できるお客様の声を集めましょう。実名かつ顔写真つきが望ましいです。BtoBの場合は企業名や役職、企業の事業内容や概要なども掲載させてもらいます。

Webサイトの成約率(CVR)改善だけではなく、営業のときに説明に使うことで契約率も改善されます。

当サイトでも以下のページで掲載しています。

導入事例-お客様の声 アーカイブ

よくある質問とその回答

カスタマーサポートや営業に寄せられる質問や要望は宝の山です。特に何度も同じ質問が来るときには、必ずコンテンツ化していきましょう。

流入数アップ、質問数減少によるカスタマーサポートの工数削減、成約率(CVR)の改善など、様々な効果があります。

構造化データを使ってマークアップを設定しておけば、Googleの検索結果でのクリック率改善も見込めます。

構造化データを使用して「よくある質問」をマークアップする  |  検索セントラル  |  Google Developers

料金表や見積もりシミュレーション

料金は多くの人が気になる情報です。必ず掲載したほうがよいです。

BtoBビジネスで料金をあえてWebサイト上では表示させずにお問い合わせをしてもらってから回答する方法を採用している企業が多く存在していますが、基本的に開示しておいたほうがよいです。なぜなら料金が気になった人が必ず問い合わせや資料請求をしてくれるとは限らないためです。料金がWebサイトに掲載されていないことで比較検討の対象から外れてしまい、他社商品に流れていってしまう可能性があります。

「高額な商品だから内容を説明してから料金を提示しないと敬遠されてしまうのではないか」と心配される方もいらっしゃるかと思いますが、料金を書いていないことで二度と接点を持てなくなるよりも、料金を見てもらって検討できる人だけでも連絡をもらったほうがよいです。

受託型のビジネスで決まった金額が出せない場合にも、想定見積もり、見積もりシミュレーションを用意します。

商品やサービスの開発過程とこだわり

商品やサービスをなぜ開発したのか、どういったところに工夫があるのかなどのこだわりを書きます。

商品やサービスのスペックをただ紹介するのではなく、なぜそれを売っているのか、それによって世の中をどう良くしたいのかなどの想いも書きます。

商品の使い方、利用シーンの説明

商品をどのように使うのかを詳細に説明します。またよく利用されるシチュエーションの解説もします。

使い方が簡単な商材だったとしても、どのような場面でどう使うのかを丁寧に説明することが大切です。

本当に使えるか、使い方は難しくないかを心配している人がいるので、そうした人の買う前の心理的障壁を取り除きます。

意外な商品の使い方の紹介

お客様のうち、意外な使い方をしている人がいたら、それをあえて紹介してみる。お客様がイメージしていなさそうな使い方を提案してみることもコンテンツになります。

たとえば、ケーキの材料として野菜ジュースを使うレシピが、野菜ジュースのパッケージに記載されていることがありました。多くの人が通常想定している以外の使い方を提案することで、消費量や購入する機会が増える可能性があります。

商品の問題点や買わないほうがよい人への注意書き

商品の問題点や弱み、買わないほうがよい状況について書きます。こういう人にはピッタリな商品だが、こういう人には向いていないと正直に書きましょう。買わないほうがよい人への注意書きも用意します。

Webサイトや営業資料などで、あえて問題点をさらけ出して透明性を上げることで、信頼してもらえるようになります。また、自社商品にあわない人が買うことを防げます。

ほかの商品カテゴリとの比較

よく比べられる他の商品カテゴリとの比較をします。

たとえば、Webマーケティングの具体的な手法を探している人のために、SEO、リスティング広告、アフィリエイト、SNSなどを比べる記事を書くといったことです。自社がいずれか1つの手法しかサービスとして提供していないとしても、客観的な視点で比較記事を書くことは読者にとって有益な内容となります。自社が販売している範囲をきちんと説明したうえで、取り扱っていない商品範囲についても解説します。

ほかの商品カテゴリのほうが向いている人はそちらに流れていってしまいますが、自社サービスにあう人だけに連絡してもらえればそれでよいのです。

メンバー紹介

働いているメンバーを紹介することで、親近感を持ってもらったり、信頼性を上げたりする効果があります。成約率(CVR)の改善を見込めます。

会社のミッション、ビジョン、文化、沿革などの紹介

会社概要ページは閲覧数で上位になっていることが多いわりに、あまり力を入れていないWebサイトが多いです。特にBtoBのWebサイトではよく閲覧されます。

ずっと見られ続けるコンテンツになるため、ミッション、ビジョン、文化、制度、沿革など会社の様子がわかるコンテンツを作り込むことは価値があります。これも成約率(CVR)の改善に貢献します。

著者プロフィール
毛塚智彦
毛塚智彦

2006年からデジタルマーケティングを開始し、2008年にサイトエンジンを創業しました。 SEO、コンテンツマーケティングが得意です。Twitter

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