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コンテンツマーケティングでよくある質問

コンテンツマーケティングでよくある質問

2021.06.10
この記事の著者
毛塚智彦
毛塚智彦
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コンテンツマーケティングの支援会社であるサイトエンジンに寄せられるよくある質問とその回答です。

これからコンテンツマーケティングを始める方の参考になればうれしいです。

どれくらいの頻度で更新すればよいですか?

目的や目標によりますが、まずは月に2~8記事程度で開始することが多いです。ただ、平日は毎日新しいページが公開できるようになるのが理想ではあります。

とにかく継続して取り組むことが大切です。

量と質はどちらが大切ですか?

質です。ほかに同じことを書いている人がおらず、誰もが広めたくなるようなコンテンツが作れるなら、1コンテンツだけでも大きな成果を出せる可能性があります。

ただし、最初から品質の非常に高いコンテンツだけを作るのは、経験豊富なチームであったとしても難しいでしょう。継続して更新し続けて、たくさん量をこなすことで少しずつ質が改善されていきます。

仮に1,000万円予算があったとして、100万円ずつかけて10コンテンツ制作するのと、10万円ずつかけて100コンテンツ作るのでどちらが成功しやすいでしょうか?これは運営しているビジネスや、想定している集客経路によって異なります。もしコンバージョンが見込めるコンテンツの種類が少なく、競合が多いなら1コンテンツあたりの投資を大きくします。

SNS、SEOなど何を流入経路として想定しているかによってもかわります。もしSEOを経路にするのであれば、対象にできるキーワードの数とコンテンツ数が比例しますから、量を増やすことになりやすいです。最近はE-A-T、ドメインパワーの順位への影響が非常に強くなってきているので、あえてページ数を減らしてビッグワードだけを狙っていく方法もあります。

もし内製化するのであれば、1日1記事を継続して公開することを目指します。やり方を覚えて専任のスタッフを決めれば、毎日1記事公開するのは難しいことではありません。

どれくらいで成果がでますか?

早い場合は1ヶ月程度、遅い場合は12ヶ月以上かかります。

これはE-A-Tやドメインパワーといった要素によって変わります。

何からはじめればよいですか?

顧客の正しい理解からはじめます。社内にあるデータを収集・分析して、ペルソナやカスタマージャーニーマップを作ってみましょう。最初は凝ったものを作る必要はないです。早ければ1日で終わります。

何を書けばいいですか?

まずはお客様からよく質問されることをそのまま書きましょう。営業やカスタマーサポート・カスタマーサクセスなどお客様に近い立場で働いている社内メンバーからヒアリングして、ネタを集めます。

次に、社内にある資料でそのままコンテンツ化できるものがないかを探します。パンフレット、営業資料、セミナー資料などの中からWebで公開されていないものがあれば、抜粋して使います。

コンテンツを掲載先のURLはどこにすればよいですか?

基本的にはすでに運営している会社Webサイトもしくは製品・サービスのWebサイトのURLの下に、サブディレクトリを設置する形で運営してください。たとえば、https://example.co.jp/が会社のサイトなら、https://example.co.jp/new/を設置して、そこにコンテンツを追加していきます。

なぜかというと、検索エンジンからの評価を受けやすくなり、SEOで有利になるからです。新規ドメイン、サブドメインはよほどの事情がない限りは推奨しません。

次の質問で詳細を書きますが、必ず新しいサブディレクトリを設置しないといけないわけではありません。

コンテンツを公開するための新しいコーナーを作る必要がありますか?

必要ありません。まずはすでにあるWebサイトにページを追加したり、既存ページに情報を追加したりするので十分です。

コンテンツマーケティングの実施では必ずしもコラムのようなものを書く必要はありません。製品紹介を詳しくする、インタビューを元に顧客導入事例を書く、製品の使い方を丁寧に解説するなど、コラムを書く前にできることはたくさんあります。

1記事あたり何文字書けばいいですか?

あなたが伝えたいトピックについて、日本で一番くわしい内容にするとしたら、何文字くらい必要でしょうか?そしてそれは読者が読める長さでしょうか。読者の役に立つなら何文字でもかまいません。

トピックの過不足がないか検討してください。

画像や動画は入れたほうがいいですか?記事あたりいくつ入れるとよいですか?

あったほうがわかりやすく、読みやすくなるなら入れたほうがいいです。SEOで狙っているキーワードの検索結果は、バーティカル検索で何が表示されているかをチェックしてみましょう。バーティカル検索の一番左に動画が並んでいるなら動画を用意するべきですし、画像が一番左なら画像を用意します。

数は読者の利便性が高まるならいくつ入れてもかまいません。実務上は文章の長さに応じて1,000~2,000文字につき1つ図解を入れるなどの目安を決めることがあります。

成約に近いトピックとアクセスが集まりそうなトピックどちらを優先させるべきですか?

成約に近いところから始めることを推奨します。とにかく購入に近い人が知りたがっているテーマから書きましょう。

監修者に依頼したほうがいいですか?

あなたの取り扱っているトピックによります。専門家の視点が入ることで内容が充実して、信頼性が上がりそうであれば是非入れてください。

監修者はどうやって探せばよいですか?

似たトピックですでにWeb記事を監修している方を検索エンジンで探すことを推奨しています。ほかにもAmazonで書籍を出している人を見つけて連絡先を探す、SNSで探すなどの方法もあります。

CMS(コンテンツマネジメントシステム)によってSEOの評価は変わりますか?

自由にソースコードをカスタマイズできるものであれば、どれを選んでもそれほど変わりません。ただし、Webサイトの表示速度はユーザーの利便性や検索順位に影響してくるため、表示が遅くなってしまうCMSは避けましょう。

SNSはやったほうがいいですか?

TwitterやInstagramなど、あなたのビジネスにあったSNSは運用しておくことを推奨します。会社のアカウントだけではなく、担当者個人のアカウントも作成しておくとよりよいです。

数字が伸びていかないのですが、どうすればいいですか?

コンテンツマーケティングはきちんと継続できてさえいれば、たいてい少しずつではありますが流入が積み上がっていきます。もし数字が伸びていかない場合には、現状の方法に問題があります。

  • 他と似たコンテンツばかりつくっている
  • 内容が薄い、短すぎる
  • 読者が知りたいことではなく、会社が伝えたいことだけを書いてしまっている

など、何らかの原因がありますので、方法を見直してください。伸びている会社のサイトと何が違うのかを見るとよいです。

リスティング広告とどちらをやればよいですか?

費用対効果があっている限りは両方やることを推奨します。

もしあなたが事業を立ち上げたばかりで、どんなコンテンツが売上につながるのかイメージできない場合には、まずはリスティング広告だけにして、データを蓄積してください。どんなキーワード経由で売れるのかがわかれば、コンテンツマーケティングに活かせます。

また、短期で成果を出さないといけないときにもリスティング広告だけにしておいたほうがよいです。コンテンツマーケティングは非常に会社やサイトの知名度が高い場合を除いて、時間のかかる施策です。そのため短期では成果がでません。

ライターをどうやって探せばよいですか?

他メディアで品質の高い記名記事を探して、その著者に書いてもらえないかを依頼するのがおすすめです。

ほかにもTwitterで探したり、クラウドソーシングサイトで発注したりもできます。過去に書いた記事の実績を見せてもらい、自社サイトにあったライターを探しましょう。

内製と外注どちらがよいですか?

著者は外注先としてお仕事いただく立場ですが、まず自社内のメンバーで運用してみることを推奨します。

ある程度作業していくと、手が足りないところや、社員でなくても書ける付加価値の低いトピック、すすめるのが難しい工程などがわかってきます。そのあとに必要な部分だけを外注することをおすすめします。ノウハウを得るために期限を決めて外部のコンサルタントに入ってもらうのも、スピードを早めるのに有効です。

外注先に任せっきりになってしまうと上手くいきませんので、社内での制作も継続することを推奨します。将来的にインハウス化するつもりで、ノウハウをもらえるところに発注するのがポイントです。

コンテンツの品質を上げるにはどうすればよいのでしょうか?

記事企画とタイトル、見出しなどの構成案を作り込むところに時間やお金を使ってください。

良いライターに依頼する、監修者に修正してもらうなどの方法は、企画や構成の悪さを補えません。

メルマガやステップメールでナーチャリングできますか?

興味の薄いユーザーをホワイトペーパーなどの資料請求に誘導して、インサイドセールスがメールや電話でナーチャリングするという方法があります。

これはある程度契約に近い層をターゲットにしたマーケティングをやりきってから始めることを推奨します。

効果測定はどのように行いますか?

セッション、PV、成約数、成約率(CVR)、売上などを記録して効果測定します。

その他にSEOで対象にしたキーワードの検索順位を確認することもあります。

著者プロフィール
毛塚智彦
毛塚智彦

2006年からデジタルマーケティングを開始し、2008年にサイトエンジンを創業しました。 SEO、コンテンツマーケティングが得意です。Twitter

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