この記事では、GoogleデータポータルをGoogleアナリティクスと連携させる初期設定の方法を説明しています。
Googleデータポータルとは
Googleデータポータルとは、Googleが提供している無料で使えるBIツール（ビジネスインテリジェンスツール）です。ほかの様々なツールのデータを自動で取得して、グラフや表などで可視化できるので、レポート作成の手間などが削減されます。自分の好みでダッシュボードを作り、表示項目をカスタマイズできます。
Googleアナリティクスだけはなく、スプレッドシート、Google広告、サーチコンソールなどの各種ツールとも連携できます。
Googleアナリティクスとは
Googleアナリティクスとは、同じく無料で提供されているアクセス解析ツールです。利用するには、専用の計測用タグを自分のサイトに貼り付ける必要があります。簡単にデータポータルと紐付けることができます。
以下、流れを説明します。一度も使ったことがない方でも、画像を見ながら手順どおりに進めていただければきっと2つのツールを連携できるはずです。なお、すでにGoogleアナリティクスを使っていて、管理者権限があることが前提となっています。もしまだGoogleアナリティクスの導入が済んでいない方は、先に済ませてください。
Google公式のチュートリアルを読んだけれども、途中で進め方がわからなくなってしまったという方はぜひこの記事を参考にしてください。
2つのツールを連携させるメリット
GoogleデータポータルとGoogleアナリティクスを連携させるメリットは以下のようなものです。
- 月次、週次などのレポートを毎回手動でつくる手間がなくなる
- 常に最新のデータをリアルタイムで表示することができるので、改善施策の立案など意思決定までの時間が短縮される
- Googleアナリティクスだけではなく、Google広告、サーチコンソールなどの関連データを組み合わせて同時に表示させることができる
- SEMrushなどの外部ツールのデータも表示できる
GoogleデータポータルとGoogleアナリティクスの連携例
以下にGoogleデータポータルとGoogleアナリティクスを連携させた無料フォーマットを用意してみました。ご自身のGoogleアナリティクスのデータをフォームに反映させてみることができます。
※Googleアカウントと自身のGoogleアカウントに紐づいたGoogleアナリティクスのご用意が必要です。
＜以下のURLでサンプルの利用が可能です＞
Googleアナリティクス×データポータル無料フォーマット
Googleデータポータルにアナリティクスを連携させる初期設定
https://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/data-studio/
ここにアクセスして青いボタンをクリックしてください。
[作成] -> [データソース]を選択してください。
[使ってみる] をクリックしてください。
□にチェックを入れて、[同意する]をクリックしてください。
情報に関する質問にはい・いいえで回答し[完了]をクリックしてください。
再度、[作成] -> [データソース]を選択してください。
[使いたいデータ]を選択します。[Googleアナリティクス]を選択します。
アクセスの承認と使用するアカウントの選択をします。まず[承認]をクリックします。
[アカウント][プロパティ][表示]を選択して[接続]をクリックします。
データに名前をつけてレポートに紐付けます。左上を分かりやすい名前に設定して、[レポートを作成]をクリックします。
前のページでつけた名前のデータを一覧から選択します。
[レポートに追加]をクリックします。
初期設定お疲れ様でした！以下のような画面が表示されていれば準備完了です。
以下の記事で具体的にGoogleデータポータルで、アクセス解析レポートを作成する方法について解説します。テンプレートなども用意しています。
Googleデータポータルの使い方！テンプレートの活用やフォーマット例
なお、独自のレポートをつくるのではなく、すでに用意されているテンプレートをそのまま使ってすぐにアクセス解析したいという方は、以下のGoogle公式ページで解説されている手法で進めてください。
Google アナリティクスとの統合 – データポータルのヘルプ
