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初めてのGoogleサーチコンソール!登録方法や使い方のご紹介

初めてのGoogleサーチコンソール!登録方法や使い方のご紹介

2021.02.02
この記事の著者
荒井 皓平
荒井 皓平
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Googleサーチコンソールを登録したけど使い方がわからず困まっている方、そもそも登録していないという方に向けて、Googleサーチコンソールの登録方法から、Googleアナリティクスとの違い、使い方までをご紹介します。

Googleサーチコンソールとは

Googleサーチコンソールは、Googleが提供している無料のツールです。Googleサーチコンソールを活用することでGoogle検索での検索順位やWebサイトの状況を把握し、改善のヒントとなるようなデータを得ることができます。

Googleサーチコンソールを使用する目的

Googleサーチコンソールを使用する目的は、自社のWebサイトはどのようなキーワードからの流入が多いか、Webサイトのパフォーマンスはどうかといった現状把握や問題発見を行い、改善策を明らかにすることです。

GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールの違い

多くの企業がデータ解析をする際、GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールを併用しています。2つのツールの特徴は以下のようになっています。

Googleアナリティクスの特徴

  • Webサイトのアクセス状況を測定したデータを蓄積し、それを分析するツール
  • サイトに来たユーザーの行動や特徴がわかる
  • ユーザーの検索語句に関する情報はほとんど得られない

詳しくはこちら:初めてのGoogleアナリティクス!登録方法から必須の基本設定までご紹介

Googleサーチコンソールの特徴

  • GoogleにWebサイトに対するアクションを要求することができる
  • ユーザーの検索語句が分かる
  • 検索語句ごとの数値が分かる
  • URLごとの数値が分かる

Googleサーチコンソールの登録方法 

まずはGoogleサーチコンソールの登録をしましょう。Googleサーチコンソールに登録して使えるようになるまでには2つのステップがあります。

プロパティタイプの選択

「ドメイン」か「URLプレフィックス」のどちらかを選択する

ドメイン:サイト全体を計測

URLプレフィックス:サイト全体の計測かサイト内のページを指定して計測する場合

Webサイトの所有権を確認

ドメインで登録した場合

表示されるTXTコードをコピーし、サーバーに設定します。

ロリポップの設定方法

さくらインターネットの設定方法

エックスサーバーの設定方法

URLプレフィックスで登録した場合

表示されるコード(メタタグ)をWebサイトのHTMLコードのhead要素の終わりを示す</head>の前に設置します。または、WordPressの管理画面→外観→テーマ→テーマの編集→テーマヘッダー(header.php)の</head>の前に設置します。

Googleアナリティクスと連携

GoogleアナリティクスにはGoogleサーチコンソールと連携してレポーティングする機能があります。お互いの特徴を生かし、情報の確度を高めるために連携をしておきましょう。

<連携方法>

Googleアナリティクスで「検索クエリ」を選択→プロパティ設定で「Search Consoleを調整」を選択→サーチコンソールの設定で追加をクリック→連携するサイトを選択

Googleサーチコンソールの使い方

Googleサーチコンソールにはどんな機能があるのか、どう使えばよいかをご紹介します。

Googleサーチコンソールで検索パフォーマンスをチェック

自社のWebサイトが過去7日間、28日間、3ヶ月間、6ヶ月間などの指定した期間でどのようなパフォーマンスをしたかがわかります。

  • クエリ:自社のebサイトがどんなワードで検索されているか
  • クリック数:Googleの検索結果上で自社のWebサイトがどれだけクリックされたか
  • 表示回数:Googleの検索結果上で自社のWebサイトがどれだけ表示されたか
  • CTR(クリック率):Click Through Rateの略、クリック率のことでクリック数/表示回数で表される。
  • 平均掲載順位:Googleの検索結果上で自社のWebサイトが表示された掲載順位の平均

<検索パフォーマンスのチェック方法>

サマリー→検索パフォーマンス→レポートを開く

GoogleサーチコンソールのURL検査ツール

URL検査は、調べたいページのURLを入力すると、そのページがGoogleの検索エンジンに登録されているかを確かめることができます。URL検査は主にページを更新した時に使います。登録されていない場合には「インデックス登録をリクエスト」をクリックするとGoogleにページの存在を伝えることができます。

Googleサーチコンソールのカバレッジでサイトの状態をチェック

サイト内のページを「有効」「有効(警告あり)」「エラー」「除外」という4つのステータスで表示します。ステータスの意味は以下のようになります。

  • 有効:正常にインデックスに登録済み
  • 有効(警告あり):インデックスに登録済みだが問題がある
  • エラー:インデックスに登録されておらず、修正が必要
  • 除外:意図的にインデックスに登録していない可能性がある

<サイト状態のチェック方法>

メニューのインデックス→カバレッジ

WebサイトのページはGoogleのボットがサイトを巡回して、Googleのデータベースに記憶させます。ボットが巡回することをクロール、データベースに記憶させることをインデックスと言います。Googleのボットがクロールして取得できなかったページをエラーとして確認したり、意図的に除外しているページを把握することはページやサイトの改善につながります。

Googleサーチコンソールでサイトマップを登録・送信

サイトマップとはWebサイト全体の構成を表すものです。サイトマップの送信はWebサイト内のページをクロールしてほしい時に使います。例えばサイトの構成が変わった時やページが増えた時です。Googleにサイトマップを送信しておくとGoogleのボットがサイトをクロールしやすくなり、ページがインデックスされやすくなります。

Googleサーチコンソールのリンクレポートを見る

リンクレポートでは内部リンクと外部リンクの状態を確認することができます。リンクによるページの充実度はSEOにおいて評価基準の一つとなります。確認できる項目は以下のようになります。

  • 内部リンク:自社のWebサイト内でリンクがあるページのリンク数とランキング
  • 外部リンク:自社以外のWebサイトからのリンクがあるページのリンク数とランキング
  • 上位のリンク元サイト:リンクがある外部のWebサイトのリンク数とランキング
  • 上位のリンク元サイト:自社のWebサイトへのリンクに使われているテキストの上位

Googleサーチコンソールの目的と活用法を忘れずに!

Googleサーチコンソールにはいろいろな機能があるので、必要な時に適切な機能を活用できるようになりましょう。また、GoogleサーチコンソールをはじめとしたWeb運用に役立つ分析ツールは、レポートを提出すること自体が目的になってしまう人が多いで、次の行動を明確にするという本来の目的を忘れずに活用してください。アクセス解析のことで困った際は、ぜひサイトエンジンにご連絡ください。

著者プロフィール
荒井 皓平
荒井 皓平

デジタルマーケティング・コンテンツマーケティングの幅広い認知と提供を目標に2020年10月にサイトエンジンに入社。 コンテンツ制作、ディレクション、データ解析、SNS運用などデジタルマーケティングに関する幅広い経験をもとに記事を執筆。 現在はデジタルマーケティング部 マーケティングプランナーとしてセミナーを用いた集客を主に担当。月に20本のセミナー企画・運用と10本の登壇を行っている。 サイトエンジン入社前は個人でサイト作成・運用業務を経験。

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