ウェブで記事を書くときは、見出しを付けて構成が分かりやすくなるようにすることが大切ですが、その見出しの最後に「まとめ」をもとめられることがあります。
いざ書くとなると迷いがちな「まとめ」について整理しました。
目次
「まとめ」を含めたよくある記事の構成例
最後に「まとめ」を書く場合のよくある記事の構成例は以下のようなものです。
1.タイトル
2.書き出し(導入文)
3.本文
4.まとめ
「タイトル」から「まとめ」まで順序立てられており、読む側にとって構成が分かりやすい流れです。
この構成はある程度記事の長さがある場合や、ブログやコラム系の記事を書くときに効果的です。
「まとめ」と「結び」
ライティングの終わりに、再度内容を端的に語る「まとめ」は、必ずしも必要とは限りません。全体の文章が終わりとなる「結び」のみで事足りる場合もあります。1つのテーマに関して書いた短いコンテンツではまとめは不要になります。簡単な結びの文章や、アクションを促す1文で終わりにしてもよいでしょう。
2つ以上の見出しで長い文章を作成した場合などは、それぞれの章でポイントとなる内容をまとめることが読み手にとっても有益になります。
文章の長さや流れによって使い分けてください。
「まとめ」で読者に情報を整理させる
記事が長い場合などは特に、文章を読み進めていくと前に書いてあったことを忘れてしまったり、情報が混同したりして、結局どんな記事だったのか分からなくなる場合もあります。「まとめ」で記事の要点を抑えた総括的な文章を書くことで、読者の頭にある情報を整理し、どのようなことが書かれた記事だったかを再度思い出させることができます。
また、記事の流れ上、本文で書き切れなかった補足的な情報を「まとめ」で付け加えることもできます。
「まとめ」を書くときのコツとポイント
「まとめ」を書くときに参考となるポイントをいくつかご紹介します。
1.長くしすぎない
「まとめ」はあくまでも記事を締めくくるものなので、長くなりすぎないようにします。要点を整理する過程である程度の長さになってしまうのは仕方がないですが、新しい情報をたくさん詰め込んだ長い文章を書くと、締めくくりの役割が果たせなくなります。記事内に組み込んだキーワードを再度使いながら、端的に内容をまとめましょう。
短くまとめづらい場合はポイントを箇条書きで書いてもよいでしょう。
2.締めくくりの表現を使う
「いかがでしたでしょうか」や「今回は●●●をまとめました」といった表現を使うことで、締めくくりであることを読者に理解させることができます。
3.アクションを促す
読者に何かのアクションをしてもらう目的で記事を書く場合があります。このような場合には、アクションを促す文を「まとめ」に書きます。何かのサービスを使ってほしいのであれば、「●●●でお困りの方は、○○○のサービスを検討してみてください」というような文になるでしょう。また、このような文はいきなり書くのではなく、まずは記事の総括をしてから自然な流れで書く方がよいでしょう。
4.感想を書く
記事のタイプによっては合わない場合もありますが、日常的なテーマで書くブログなどでは「まとめ」の部分に感想を書いてもよいでしょう。もし「おいしいグルメを紹介」というブログ記事のテーマなら、例えば「見ているだけでお腹が減ってしまいますね」などの感想を書くことで読者の共感を引き出します。
今回は「まとめ」について、その役割や書き方のポイントを中心にご紹介しました。記事のテーマやタイプによって適した書き方が違うので、まずは自分でいろいろな記事を読んでみて感覚を掴むとよいかもしれません。
まとめの書き方をオウンドメディアやブログを一緒に更新するチームメンバーで共有することで、よりよいコンテンツを作ることができます。Webライティングのルールに組み込むことをおすすめします。以下の記事をあわせて参考にしてください。
Webライティングのルール・レギュレーションの作成方法 [記事執筆の品質を上げるコツ]
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